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上善は水の若し

上善若水  ~老子

上善は水の若し(じょうぜんはみずのごとし)

最も素晴らしい生き方は、水のように生きることです。



上善如水
水善利萬物而不爭
處衆人之所惡
故幾於道

上善(じょうぜん)は水の如し。
水は善(よ)く万物を利して争わず、
衆人の悪(にく)む所に居(お)る。
故に道に幾(ちか)し

もともと理想的な生き方は、水の流れのようなものである。
水は万物に恩恵を与えながら何物とも争わない。
人のいやがる所にも流れていく。
だから「道」の在りように近いのである。

※※※

最も良い生き方は、水の流れのようなものである。
淡々としてこだわらず、
争わず、低い方へ流れていく。
そして、何かにぶつかっても自由自在に形を変えていく。
このような生き方です。


こだわりや執着が多くなればなるほど、
他者との衝突や悩みが多くなります。

また、争ってばかりであれば、
負の原因を多く作ってしまい、
争い事にどんどんと巻き込まれ、逃げ場がなくなります。

さらに、高く高くへ行こうとすると、
どうしても他者と衝突し、
多くの人から足元をすくわれたり、攻撃されます。
また、他者から嫌われたり敬遠されます。

考え方や心が固いと、何かにぶつかったときに、
壊れてしまうか、争いが始まります。
でも、水のように柔らかく形を変えていくと、
何事もなかったかのように、
問題なく進んでいけます。

水のような生き方をするには、
水のような心が必要になります。

水のような心を持つためには、
どうすればいいか。
内観を行えばいいのです。
そうすれば、心がどんどんと柔軟になっていきます。




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